ホワイトニングをご希望の方へ
白く美しい歯は、健康的で清潔なイメージを与えます。結婚式や同窓会、面接など、さまざまなイベントに参加する際に、歯をもっと白くしたいと考える方は多いのではないでしょうか。歯科医院で受ける歯のクリーニングでは、歯の表面の汚れや着色は落とせますが、本来よりも白くすることはできません。
ホワイトニングであれば、歯の内部から白くして、本来よりも白さと輝きのある歯を手に入れることができます。
歯を白くするホワイトニングとは?
ホワイトニングとは、専用の薬剤で歯を内側から白くする施術です。歯のクリーニングでは改善できない黄ばみを改善し、本来よりも白い歯へと導きます。歯の内側の象牙質はもともと黄色いため、加齢やむし歯などの影響で透けて見えることで歯が黄ばんで見えます。ホワイトニングは、このような原因の黄ばみも改善し、理想的な白い歯を手に入れることができます。
ホワイトニングの種類
短期間で効果を実感しやすいオフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、高濃度の薬剤を歯に塗って、特殊なライトを照射することで歯の内側から漂白するホワイトニングです。1回の治療で効果を実感できる一方で、色の後戻りが早いという留意点もあります。
メリット
- 1回の治療で白さを実感しやすい
- 歯科医師・歯科衛生士による治療を受けられる
- 本来の色よりも白い歯を手に入れられる
デメリット
- 色の後戻りが早い場合もある
- 薬剤が歯にしみることがある
治療の流れ
1口腔内のチェックと歯のクリーニングを行います。
2歯茎を保護して、歯の表面に高濃度薬剤を塗ります。
3専用のライトを照射します。
4お口をゆすいでブラッシングしていただきます。
5歯の白さを確認し、必要であれば後日に追加でホワイトニングを行います。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、歯科医院で作製したマウスピースに薬剤を入れ、ご自身で装着して歯を白くするホワイトニングです。1日約2時間以上の装用を1~2週間続けることで理想の白さに近づけていきます。
メリット
- 自分のペースで歯を白くできる
- 持続性に優れている
- 歯に対する刺激が弱い
デメリット
- 白くなるまでに時間がかかる場合もある
- 装着時間が短すぎると歯が白くならない可能性がある
ホームホワイトニングの流れ
1口腔内チェックと歯のクリーニングを行います。
2歯型を採取してマウスピースを作成します。
3装着前にブラッシングします。
4マウスピースに薬剤を入れて1日2時間の装用を1~2週間続けます。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングで歯を白くしてホームホワイトニングで白さを維持する方法です。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングのメリットを兼ね備えており、デメリットを解消しています。ただし、両方の施術を行うため費用は高くなります。
よくある質問
なぜ歯は変色するのでしょうか?
コーヒーやカレー、チョコレートなどの色の濃い飲食物は、歯に着色します。また、加齢によって象牙質が透けて見えるようになり、黄ばむこともあります。さらに、テトラサイクリン系抗生物質の副作用で歯に着色が起きることもあるなど、歯の変色の原因はさまざまです。
ホワイトニングの薬剤は人体に影響はありませんか?
ホワイトニング薬剤の主成分は過酸化水素や過酸化尿素で、いずれもアメリカFDA (米国食品医薬品局)に認可されており、通常使用では身体に害はありません。
ホワイトニングは誰でもできるのでしょうか?
妊娠中・授乳中の方、無カタラーゼ症(高原氏病)の方は、ホワイトニングを受けていただけません。初回カウンセリング時にお身体の状態をお聞きするとともにお口の中をチェックいたします。むし歯や歯周病がある場合、そちらの治療を優先する必要があります。
ホワイトニング後は白さをいつまで保てるのですか?
ホワイトニングの方法で異なりますが、数ヶ月から数年は効果が持続することが多いです。白さを維持したい場合は、半年に1回程度の頻度でホワイトニングを受けることをおすすめします。また、定期的な歯のクリーニングや正しい歯磨きなども歯の白さを保つのに効果的です。
歯はどれぐらい白くなりますか?
もともとの歯の色で異なりますが、色見本の2段階ほどは白くなることが多いです。
飲食物の制限はありますか?
施術後12~24時間はコーヒーや紅茶、赤ワイン、カレーといった着色しやすい飲食物を避けていただきます。また、喫煙も着色の原因になるため控えることをおすすめします。